概要
1ゲーム:60分 プレイ人数:3-4人
言わずとしれたカタンです。海外ボードゲームのなかでは「人生ゲーム」「モノポリー」に次いで有名なんじゃないかという気がします。しかし、有名ながらも人生ゲームとかとは一線を画している感じでもあり、いわばマイナーボードゲームの代表格というポジションなのかもしれません。僕が自己紹介で「ドイツのボードゲームとか好きです。」という話をすると知ってる人たちが「カタンとか?」と言ってくる感じです。有名だけどマイナーなポジションなのです。 これまで色んな人とカタンをやってみた感じでは正直誰がやっても楽しめる鉄板ゲームなのですが、(あぁ、でも女の子とやったことはないや・・・泣)なんでいつまでもマイナーゲームなのか。やはりルールが複雑すぎるのか、はたまた3-4というプレイ人数の幅の狭さのせいなのか。そういう意味では似たようなゲームとして麻雀があります。麻雀もメジャーなゲームとは言い難いですがその知名度は圧倒的です。そう考えるとカタンもまだまだ歴史が浅いゲームなのでそのうち麻雀のような存在になるのかもしれません。まぁ麻雀にしても知名度のわりにプレイ人口は少ない気もしますが。
さて、肝心のゲーム内容はというと、資源を貯めて建築する系のゲームです。そういえばこの「資源を貯めて建築する系」って何ゲームっていうんですかね。カタン以後はこれ系のゲームが量産されてますから何か名称が欲しいとこです。「カタン系」と言っとくのが楽な気もしますが、カタン系と言っちゃうとどうもダイスゲームっぽいんですよね。ま、いいや。そう、カタンはその資源をダイスで集めるゲームなんです。ダイスを振って自分の家の周りに書いてある数字が出ると資源が産出し、その資源を使ってさらに家を建てて・・。ということを繰り返して規定の点数に達したら勝ちというゲームです。
レビュー
もうかれこれ3年くらいはカタンを遊んでいる気がしますが、やはりこのゲームは面白いです。色んな人にこのゲームを紹介したところ、みんなすぐに面白い面白いと言ってたので実際初プレイで十分に楽しめるゲームなんだとは思いますが僕自身は最初からカタン万歳ではありませんでした。そもそも大学2年の時にちゃんとしたカタンを初めて遊ぶ前に中学生のころに「じばんぐ」というほとんどカタンなプレステのゲームをやったことがありました。そのゲームもそれなりに面白かったんですが、そのゲームには城(カタンで言うとこの街)を作って兵士を育ててみたいな要素があったためか「自分とこの国を強くして日本全土を制圧してやるぜ」みたいな展開を期待してしまったんです。そういう風に楽しもうと思うとカタンは非常にいい所で終わってしまうんです。そりゃボードゲームですから当然ではあります。テレビゲームと違ってただひたすらプレーヤーが強いワンサイドな状況を続けるわけにはいきませんからちょうどここからはオレの天下だぜ、と思ったところで終わるわけです。と、完全にカタンというゲームを勘違いしていたために、初めのうちは10点取ったら終わりという展開を盛り上がりに欠けるなどと思っていたわけです。しかし、もちろんカタンの楽しみはそんなとこにはありません。「街の発展」などというモチーフはどうでも良くいかに10点取るかだけを突き詰めた時にカタンの圧倒的な面白さが分かってくるのです。カタンにはファンも多いし、細かく分析してるマニアも多そうなので偉そうなことは言えませんが、カタンの面白さの鍵は「交渉」です。ダイスの出目とは関係なくプレーヤー同士の交渉によって資源のやりとりができるのですが、これがかなり大きな要素となっています。うまいこと言って自分にとっておいしい条件を対等かのように見せるのも重要ですし、どうしようもなくて困っている人に資源を高値で売りつけるだとか、1位を除け者にして下位のプレーヤー同士が助け合うだとか色々な場面で交渉が活躍します。特に最後の下位のプレーヤー同士が助け合う、というのがけっこう重要でこれがあるためにワンサイドゲームにはなりにくい傾向がある気がします。資源が出ると家が建ってそこからまた資源が出て、というポジティブスパイラルによって逆転がしにくいという欠点を交渉によって補っているわけです。もちろん、活発な交渉がなくてもカタンは十分に面白いですし、実際初めのうちは交渉の仕方がわからずサイコロを振るだけの楽しみ方になりがちです。しかし上手い交渉の仕方を覚え始めるとまた一層面白くなるゲームなんです。
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